上京の部屋探しはいつから?【実録・部屋探しから3週間で入居した逆算スケジュール】

上京の部屋探しを始める時期と3週間の逆算スケジュールを表したアイキャッチ 上京・部屋探し
上京の部屋探しはいつから?実録・3週間で入居

上京の部屋探しは、いつから始めればいいのか。

調べると、だいたいどのサイトも「引越しの1〜2ヶ月前から」と書いてあります。余裕を持つなら2ヶ月前、遅くとも1ヶ月前。これが世間の相場です。

僕はどうだったかというと、部屋探しを始めてから入居まで、3週間でした。

先に結論を言うと、3週間でも部屋探しはできます。実際、僕はオンライン内見で即決して、今の部屋に2年住んで満足しています。

でも、二度とやりたくありません。

この記事では、僕の実際のスケジュールを日付つきで公開して、どこが詰まったのか、どこで焦ったのかを書きます。その上で、「余裕を持つ場合」と「僕みたいに時間がない場合」の2パターンの逆算スケジュールを作りました。これから上京する人が、僕より落ち着いて動けるように。

僕の実際のスケジュール

まず、実物をお見せします。2年前の僕の記録です。

7月上旬: 内定→その場で心は決定→広島の部屋に退去予告

内定をもらった時点で、「ここにしよう」と心は決まっていました。正式な返事は1週間後でしたが、動き出しはこの日です。

最初にやったのは、部屋探しではありません。広島の部屋の退去予告です。

僕の部屋は「1ヶ月前予告・退去日は15日か月末」というルールでした。8月15日に退去するには、7月15日までに予告が必要。だから先に打ちました。

東京の部屋は、まだ1軒も見ていません。住む場所が決まっていないのに、住んでいる場所を手放す日だけ確定させた。今考えると、頭おかしいですよね。

当時怖くなかったかと言えば、嘘になるかもしれません。でも、それより夢中でした。ワクワクが止まらなくて、「もし東京の部屋が決まらなかったら」という悪い想定が、頭に浮かびすらしなかった。結果はラッキーでした。ただ、これを読んでいる人には、退去日から逆算して間に合うかだけ確認してから打つことをおすすめします。

7月中旬: 転職先に正式に返事/オンライン内見(3軒・3時間)→即決

お願いする不動産会社は、内定前から決めていました。オンライン内見に対応していて、見積もりがシンプルな会社。最初の連絡は「この物件、募集は出てますけど、本当にまだ空いてますか?」という確認からでした。

広島にいながら、画面越しに3軒見て、その日のうちに決めました。この即決については別の記事に書いています。

7月27日頃: 契約手続き/7月31日: 初期費用約45万円の振込

申し込み、審査、契約書類。このあたりはオンラインと郵送で進みました。転職の内定から3週間ほどで、約45万円が動きます。手元にまとまったお金がないと、この時点で詰みます。

8月8日: 東京の部屋に入居

8月15日: 広島の部屋の契約終了

8日にはもう東京にいたので、広島の部屋は先に引き払っています。契約上の退去日が15日、家賃はそこまでの日割り。つまり1週間分だけ、二つの部屋の家賃を重ねて払いました。

内定から入居まで約1ヶ月、部屋探しを始めてからは約3週間でした。

こうして並べると、スムーズに見えるかもしれません。実際、部屋探し自体は驚くほど順調でした。

焦ったのは、部屋が決まったあとです。

焦ったのは、部屋が決まったあとだった

部屋探しは3軒・3時間で終わりました。順調すぎるくらいでした。

本当に焦ったのは、そのあとです。落とし穴は3つありました。

落とし穴①: 退去予告の期限

賃貸の契約書には「退去は1ヶ月前までに予告」というルールが必ず書いてあります。僕の広島の部屋はさらに、退去日を「15日」か「月末」から選ぶ形でした。

僕の場合は先に退去予告を打ったから、8月15日に退去できました。もしこれが「東京の部屋が決まってから予告」の順番だったら、予告期限を過ぎて、退去は8月31日。住まない部屋の家賃を半月分多く払っていた計算です。

物件によっては「2ヶ月前予告」のところもあります。そうなると、どれだけ素早く部屋を決めても、二重家賃が1ヶ月以上発生することになる。

順番が命です。上京のスケジュールは、新しい部屋ではなく、今住んでいる部屋の契約書から逆算が始まります。

落とし穴②: 引越し業者の空き

引越し業者に連絡したのは、引越しの2週間前くらいでした。

遅すぎました。時期はお盆前。業者の枠はかなり埋まっていて、「お盆期間中の引越しは難しいかもしれません」と言われたときは、本当に焦りました。入居日は決まっているのに、荷物を運ぶ手段がない可能性が出てきたわけです。

結果的にはなんとか押さえられましたが、選べる状況ではありませんでした。ちなみに荷造りは、もらった段ボール10箱に全部自分で詰めました。単身で物が少なかったから成立した話です。

落とし穴③: 相手の会社が休む

これが一番の盲点でした。引越し先の管理会社が、お盆休みに入るんです。

手続きを進めたくても、相手が休みなら進みません。カレンダーの赤い日は、自分だけでなく、不動産会社も管理会社も業者も休む。当たり前のことなのに、自分のスケジュールしか見ていないと、完全に抜け落ちます。

僕はお盆でしたが、これは年末年始でも、ゴールデンウィークでも同じ構造です。そして上京者が一番多い1〜3月の繁忙期は、休みではなく「混雑」で同じことが起きます。業者の枠が埋まり、審査や手続きに普段より時間がかかる。

時間がない引越しの敵は、物件探しではありません。「自分以外の都合」です。

逆算スケジュール

以上を踏まえて、逆算スケジュールを2パターン作りました。

余裕を持つ場合(2ヶ月前スタート)

世間の相場でもある、標準的なパターンです。

  • 2ヶ月前: 今の部屋の契約書で退去ルールを確認/家賃の上限と通勤時間の条件を決める/不動産会社を選ぶ
  • 1.5ヶ月前: 物件探し・内見(オンライン内見なら現地に行かなくてOK)
  • 1ヶ月前: 申し込み・審査・契約/今の部屋の退去予告/引越し業者の見積もり
  • 2週間前: 荷造り/ライフライン(電気・ガス・水道・ネット)の手続き
  • 入居

時間がない場合(3週間・僕の実績ベース)

おすすめはしません。でも、転職や進学で「決まったらすぐ」の人向けに、僕がやった形です。

  • 前提: 内定が出る前に、不動産会社の目星と、家賃・通勤時間の条件だけ決めておく(ここが生命線)
  • 決定当日〜: 不動産会社に連絡、物件の募集確認/今の部屋の退去予告(期限と退去日ルールに注意)
  • 1週間後: オンライン内見→即決
  • 2週間後: 契約手続き・初期費用の振込/引越し業者の手配(ここが最大の関門)
  • 3週間後: 入居

3週間パターンの成立条件は3つです。オンライン内見で決められること、初期費用をすぐ振り込める貯金があること、そして今の部屋の退去予告が1ヶ月前でいいこと。どれか欠けると、たぶん破綻します。

まとめ

最後に整理します。

上京の部屋探しは、世間の相場では「1〜2ヶ月前から」。僕の実績は、内定から約1ヶ月、部屋探し開始から3週間でした。できるけど、おすすめはしません。

この記事で一番伝えたいのは、開始時期より順番です。

  1. 今の部屋の契約書を読む(退去予告の期限と、退去日のルール。すべての逆算はここから)
  2. 家賃の上限と通勤時間の条件を決める
  3. 不動産会社を決める(ここまでは、内定や転勤辞令が出る前にできます)
  4. 物件を探す・内見する(オンラインなら現地に行かなくていい)
  5. 契約・初期費用・引越し業者・ライフライン

1〜3は、上京が確定する前の「準備」です。僕が3週間で入居できたのは、部屋探しが速かったからではなく、この準備が終わっていたからでした。

そして、カレンダーを見てください。あなたの引越しの前後に、お盆・年末年始・年度末が挟まっていませんか?自分が動ける日ではなく、不動産会社・管理会社・引越し業者が動ける日が、実際のスケジュールを決めます。僕はここで一番焦りました。

時間がない引越しの敵は、物件探しではなく、自分以外の都合。先に確認して、先に押さえる。それだけで、僕みたいに「お盆に引越しできないかも」と青ざめる事態は避けられます。

これから上京するあなたの3週間が、僕の3週間より落ち着いたものになりますように——とは言いません。たぶん、夢中でワクワクして、それどころじゃないと思うので。その状態で間違えないために、この順番だけ、覚えておいてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました